若さ元気の秘訣はそこにアルん!

定年後も若々しく生き生きと生活できる秘訣を看護師の経験をもとに探求していきます

追悼マン島TTレース 事故死 松下ヨシナリさん 人生って・・・。

こんばんは。今日は大変ショックな悲報から。

バイクレースに興味がなければ、あまり日本人には馴染みがないと思いますが、アイリッシュ海にある、英国領土のマン島TTレースに出場している日本人レーサー、松下ヨシナリさんが予選走行中の事故でお亡くなりになりました。享年43歳で同世代のあまりにも早い死にお悔やみ申し上げます。

そこで今回は人の生き死について考えてみたいと思います。

松下ヨシナリさんの経歴なんですが、若い頃はGP125などのレースに没頭し、その後はパーツ開発のテストライダーを努めながら、2輪ジャーナリストを経て、世界最古の公道レース「マン島TT」に2009年から参戦し、11年には電動バイク部門で5位に入った実績があります。

そんな熟練のライダーでも、アップダウンが激しく路面状態も良くない公道を、時速300キロ近いスピードで駆け抜けるというレースにもなると、非常にハイリスクを背負うことになります。ましてオートバイは事故を起こせば、生身の人間がそのまま直にダメージを負うことになるので、覚悟は承知のうえでの参戦となるのでしょう。

松下さんのようにレース事故でお亡くなりになる方は大勢います。それを「キチガイじみている」と揶揄する方もいますが、私はそうは思いたくありません。

人である以上いつかは必ず死にます。それは病気なのかもしれないし、不慮の事故や殺人なのかもしれないし、戦争や災害などの不可抗力で命を落とすのかも知れません。つまり生きるということは死ぬことと表裏一体なんだといえます。

レース直前の松下さんの映像をみればわかるとおり、とっても充実感に溢れ輝いています。そして松下さんは勇気をもってレースに挑みました。松下さんは、亡き母の「人生は1度きり、楽しみなさい!」との言葉を胸に、どんな事にもチャレンジを続けてきたそうです。

人には様々な生き方があるでしょうけど、私みたいにちっぽけな分際でも、死ぬ間際には「あのとき逃げ出さないで勇気を持てた自分」を振り返れるよう、人生をチャレンジし謳歌したい。そして死に際に生き様を堂々と語りたい。

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