若さ元気の秘訣はそこにアルん!

定年後も若々しく生き生きと生活できる秘訣を看護師の経験をもとに探求していきます

看護師の定年退職までのありかた

こんにちは。今日は宿直勤務前にブログアップしていきます。

夜勤をやる度に思うのですが、「いつまでこんな勤務を続けられるのだろう」と不安にかられます。宿直といっても夜になり消灯しても、看護スタッフは眠ることなど殆どできません。2時間おきに巡回があるし、その間にも頻繁にナースコールがあるし、患者さんが急変したり、緊急で入院される患者さんも受け入れなければなりません。

果たして定年まで健康なまま、ハードな仕事を続けられるのでしょうか。

朝まで頑張り日勤に引継ぎを終えて、無事に帰宅すれば安堵とともに爆睡しますが、睡眠中に、仕事をしている夢にうなされて、飛び起きることさえあります。正直、夜勤明けで疲れは抜け切れません。

胸が締め付けられるような極度の肉体疲労と、ストレスで崩壊しそうな精神状態。私のアラフォーの肉体は悲鳴をあげたままです。

医師や看護師は定年がない仕事といわれていますが、確かに技術や知識は60歳過ぎても経験として通用するかと思います。しかし判断力に限ってはそうはいきません。一番に懸念するのは医療ミスです。医療は一歩判断を誤れば、患者さんのみならず自らも命取りになりえます。

中には50歳過ぎても、救命室やオペ室みたいな急性期で活躍されている方もいますが、多くは精神科やリハビリ的な病院か、福祉施設の医務室、外来のみで夜勤のないクリニックなどに、活躍の場を移しています。

しかし、男で家計の大黒柱である以上、夜勤手当のつかない月給で家庭を支えるのは、到底無理な話です。周囲からは「看護師さんって高給取りなんでしょ?」ってたずねられるけど、実際の給料を知らせたら「え~うそでしょ!」ってしばしば驚かれます。

この歳でもさらに進学して、高い専門性の知識を身につけ、管理職的な立場になれる方向もありますが、それはピラミッドの頂点を目指すことであり、多くの人達よりも抜きん出ることですから、頭も悪く世渡りも苦手な私にはもう無理だし、また大学に通っている期間の生活費を工面する、経済的な余裕すらありません。

現在、国は定年を徐々に60歳から65歳に引き上げつつあります。1970年代は定年が55歳だったことを考えると、10年以上も引き伸ばされています。かりに早期定年退職制度があったとしても、将来は年金だけじゃ生活が難しくなる不安も抱えています。

とにかく現状を打破するには、結局条件が悪くても働き続けるしかありません。戦地で生き残るには健康であり続けること。今、定年まで課せられた私のやるべきことは、健康なカラダを保ち続けることだけです。

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