若さ元気の秘訣はそこにアルん!

定年後も若々しく生き生きと生活できる秘訣を看護師の経験をもとに探求していきます

中性脂肪に油断すると命とりになる

こんばんは。本日は当直明けで時差ぼけの中投稿いたします。

今回のお題は「中性脂肪」。よく健康診断の血液検査で総コレステロール(T-cho)とか、LDLコレステロール(LDL-C)と一緒に、この中性脂肪(TG)値を気にされている方も多いでしょう。

でも、どちらかといえば血管に作用するコレステロールのほうが優先的に危険な感じがして、悪玉と呼ばれるLDLコレステロールの値が高くなければ、脂肪が高いくらいなら目をつぶろう、なんて気持ちの方もいませんか?

中性脂肪とはいわゆる贅肉。甘いものや炭水化物などの糖分を、体が必要とする以上に摂れば肝臓があろうことか親切に「もったいないから飢えたときのためのエネルギーとして蓄えておこう」と、中性脂肪へとかえてくれます。それが内蔵に蓄積されて肥満になったのが、おなじみメタボリックシンドローム。

実はこの「中性脂肪」あまりにも高いのに見過ごすと死にかかわるほど危険です!

中性脂肪の基準値は、30~149mg/dlでして、食後は測定する時間によって変動するため、早朝空腹時に採血して調べるのが基本です。ちなみに昨年の4月の健康診断で私の採血結果は、コレステロールは正常値、肝機能などにもなんら問題ないけど、この中性脂肪だけは、210mg/dlという異常値をたたき出しました!!

冬の間に暴飲暴食し怠けて溜め込んだ結果です。そのまま異常を見過ごしてしまうと、やがて高血圧、高血糖、高脂血症が現れてきて、じわじわと心筋梗塞、脳梗塞という致死的な病気へと追いやられてしまいます。

確実に死神は近づいてきますが、異常値を知って直ぐならまだ猶予はあります。どうすればいいのか?それはもう、食べ過ぎない、飲みすぎない、適度な運動を毎日欠かさないことです。とくにアルコールは肝臓の糖分を中性脂肪にする働きを促進する作用があるといわれていますので、十分注意する必要があります。

私はなんとか1年間、とくにスポーツや汗をかくことから遠ざかる冬場に、集中的にジムに通ったり、暴飲暴食を抑えることを心がけた結果、今年の健康診断の中性脂肪(TG)はなんと正常範囲の130mg/dlまで改善していました!とはいえまだ高いですけど。(汗)

中性脂肪の値って体たらくさを戒める道しるべだと思いましょう。

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